Scrum 社内勉強会
弊社では若手社員を中心としてアジャイルソフトウェア開発手法の一つである Scrum の社内勉強会を行っています。 勉強会はいわゆる輪講スタイルで行っています。 参加するメンバーが持ち回りでスライドを作り発表するようにしています。
やる内容
Atlassian のアジャイルの解説ページが良くできているのでこれをもとにします。
- スクラム概要・スプリント
- スプリント計画
- プロジェクト管理の概要
- エピック・ストーリー・テーマ
- 見積もり
- プログラム管理とプロジェクト管理の比較
- アジャイルのメリット
- リモートチーム
- スプリントレビュー
- ふりかえり
上記のテーマごとに発表担当者にスライドを作ってもらって発表してもらっています。 開発手法の話はどうしても実務経験がないと分かりづらい部分があるので、 そのへんは開発経験豊富なメンバーが補足説明をするようにしています。
勉強会中のやること
勉強会はただ発表するだけでは聞くだけで終わってしまうので次のようにしています。
- アイスブレイク(全員一言話す)
- 担当者による発表
- 質問などあれば適宜行う
- 質問
- 各自感想など(全員一言話す)
- 次の発表者決め
アイスブレイクや感想で全員一言は話すというのが結構大事で、そのミーティングに参加する気持ちにさせる効果があります。 どうしても日本人は会議でだまりがちなので無理矢理話を振って話させるわけですね。 アイスブレイクで言う内容は毎回変えるようにしていて、例えば「最近良かったこと」「最近熱中していること」など、何でも良いですが明るい話題が良いですね。
社内勉強会の注意点
個人的にいくつか社内勉強会を続ける上で大事だと思う点:
- 業務時間中にやる
- スライド、勉強会の録画を共有する
社内勉強会というとかつては昼休みとか放課後とかにやっているイメージが有りましたが、弊社では研修の一つと捉えて業務時間中にやることにしてます。 これは社長である私が発起人であることにもよりますが、業務で使う知識は業務時間中に身につけられるようにしておかないとなかなかプライベートだけでスキルを上げるのも難しいという状況かなと思ってます。 若い独身ならまだしもある程度年齢がいって世帯を持つようになるとなかなか仕事のための勉強をプライベートの時間でやる余力は持てないものです。もちろん、自己研鑽は大事ですが社員がそれを行うことを前提として業務を設計するのは会社として違うように思います。
スライドや録画はあとから見返せるように社内で共有しておきます。